暑い季節になってくると、食中毒の感染件数が増えてきます。
この記事を書いている6月は梅雨の季節で、高温多湿になりやすいので菌の活動も活発になりやすいので注意が必要です。
また、菌によっては一年中流行るものと、暑い季節、寒い季節に猛威を振るう菌があります。
食中毒で有名なノロウイルスは冬にニュースで取り上げられることが多いですが、
実は1年中対策が必要なウイルスです。
また、暑い季節で注意をしたい食中毒の原因菌は黄色ブドウ球菌やO-157でしょう。
このように食中毒と言っても様々な菌が原因になっており、対策方法もその菌ごとに変わってきます。
そこで今回は、そんな食中毒の原因菌に焦点を当て、『食中毒の原因菌とその対策方法』を紹介していきます。
長野県内の保育施設、介護福祉施設、食品工場、給食センター、飲食店、ホテルなどに除菌剤を多く卸しています。
インフルエンザ、ノロウイルス、O-157などの相談も受けることが多いです。
今回は、実際にお客様の現場を見ている弊社が、食中毒の原因菌とその対策方法を詳しく説明していきますね!
食中毒の原因菌ランキング
29年度の食中毒の原因をグラフにしました。
食中毒の原因で発生件数が1番多いのはカンピロバクター・ジュジェニ/コリでした。
続いて2位はアニサキス。
これはウイルスや菌とは違って寄生虫になります。
主に生魚に寄生している魚で、これを食べると激しい腹痛、吐き気、嘔吐を引き起こします。
シーズン関係なく、この寄生虫が原因で食中毒が起きています。
このアニサキスは冷凍・加熱することで対策が取れます。
また、アニサキスは包丁で切れ目を入れることで殺すことが出来ます。
生魚を食べるときは、包丁で切れ目を入れるか咀嚼することが大切になってきます。
3位はノロウイルスになっています。
こちらは毎年集団感染したなどニュースになるくらいポピュラーなウイルスです。
特に冬場に多く発生する食中毒ですが、一年を通しノロウイルスによる食中毒は発生しています。
暖かい時期に発生する食中毒の原因
暖かい時期に発生する食中毒の原因で有名なのは大腸菌群(O-157が有名)や黄色ブドウ球菌でしょう。
大腸菌群はO-157が有名で、これらは初夏から秋にかけて暖かい時期に発生する食中毒です。
黄色ブドウ球菌も暖かい時期に発生する食中毒の原因菌ですが、
この菌は健康な人でも20%-30%の人も保有している菌です。
人の手指や皮膚に生息していて、また傷口などに多く存在しているので、素手で食品を触ることで人に感染します。
おにぎりやサンドイッチ、寿司など素手で作る食べ物は注意が必要です。
黄色ブドウ球菌の詳しいことや対策はこちらの記事も参考にしてみてください。
こういう時期こそ、黄色ブドウ球菌対策のために除菌を心がけることが大切になります。
寒い時期に発生する食中毒の原因
寒い時期に発生する食中毒の原因はノロウイルスが一番多いです。
通年を通しノロウイスルによる食中毒は発生していますが、暖かい時期と寒い時期での発生件数を比べると差は歴然です。
冬は冬で、人からの感染や、感染した食品を摂取することで食中毒になっているケースが多いです。
なんにせよ、1年を通し食中毒対策は必要なのが分かります。
食中毒にならないための予防対策
食中毒にならないための3大原則というものがあります。
この三大原則は厚生労働省が食中毒対策で推奨しているものになります。
その三大原則とは『つけない!増やさない!やっつける!』です。
①つけない
食中毒対策で一番大切のは『つけない』です。
食中毒の原因菌やウイルスは人から人へ感染力が強いものが多いです。
また、菌やウイルスが手指についているのを知らずに口に食べ物に触り、感染するケースも非常に多いです。
特に食品を触る前や食事の前には手洗いを心がけ、食品に食中毒の原因菌・ウイルスをつけないようにしましょう。
- 調理を始める前
- 生の肉や魚、卵を取り扱う前後
- 食卓につく前
- 残った食品を扱う前
黄色ブドウ球菌や大腸菌群(O-157など)による食中毒はこれで大分防ぐことが出来ます。
ただし、ノロウイルスは市販のハンドソープなどでは除菌することが出来ません。
必ず、ノロウイルスに効果がある除菌剤を使いましょう。
外から帰ったら手洗い。
食べ物を触る前に手洗い。
料理の前の手洗い。
また、使い捨てのポリ手袋を使う、マスクをするのも非常に効果的です。
ノロウイルス、大腸菌群、カンピロバクターなど食中毒の原因菌を瞬間除菌出来る弊社の除菌剤ビエリモも非常に効果的です。
②増やさない
食中毒の予防法、つけないの次の『増やさない』です。
細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりになります。
また、マイナス15℃以下では増殖が停止します。
食べものについた菌を増やさないためには低温で保存することが重要です。
肉や魚などの生鮮食品などは購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れ、迅速な調理と提供を心がけましょう。
※冷蔵庫に入れても菌はゆっくりと増殖するので、早めに食べましょう。
③やっつける
ほとんどの細菌やウイルスは、加熱によって死滅します。
肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安心。
特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。
加熱することで、食中毒の原因ランキング1位のカンピロバクター、2位のアニサキス、3位のノロウイルスを死滅させることが出来ます。
そのほか、O-157に代表される大腸菌群も過熱により死滅可能です。
それほど菌やウイルスは過熱に弱い性質があります。
生肉を切った包丁、まな板を洗わず他の食材に使うのは大変危険です。
加熱することでカンピロバクターは死滅しますが、加熱しない食材を扱う場合には十分注意してくださいね。
食中毒の対策:加熱調理をするときの注意点
加熱処理をすることで、食中毒の原因である菌やウイルスを死滅させることを書いてきました。
しかし、加熱するにしても注意点があります。
カンピロバクターの場合
カンピロバクター食中毒の予防方法は、食肉を十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)することが重要です。
具体的には未加熱又は加熱不十分な鶏肉料理を避けることが最も効果的です。
また、二次汚染防止のために、(2)食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて処理や保存を行う、(3)食肉を取り扱った後は十分に手を洗ってから他の食品を取り扱う、(4)食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行うことが重要です。
出典:厚生労働省
カンピロバクターは生肉についている細菌です。
厚生労働省の調査では市販鶏肉の約20%-40%汚染されていることが分かっています。
加熱に弱いですが、中心部を75度以上で1分間以上加熱するなど時間をかける必要があります。
ノロウイルスの場合
一般にウイルスは熱に弱く、ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。
ノロウイルスの失活化に必要な加熱条件については、現時点においてこのウイルスを培養細胞で増やす手法が確立していないため、正確な数値はありません。同じようなウイルス(A型肝炎ウイルス)では、85℃以上で1分間以上の加熱を行えば、感染性は失活するとされています。出典:厚生労働省
ノロウイルスも加熱処理をすることで滅菌出来ます。
それでも、中心部が85以上で90秒以上、加熱することが必要になってきます。
菌やウイルスは知らず知らずのうちについているので、口に運ぶ食べ物は加熱するように気を付けましょう。
アニサキスも加熱すれば問題ありません。
除菌剤ビエリモで食中毒対策
弊社で製造・販売している除菌剤ビエリモなら、
食中毒の原因菌であるノロウイルス、大腸菌群(O-157など)、カンピロバクターを瞬間除菌できます。
除菌剤ビエリモは次亜塩素酸水溶液という成分で出来ている除菌剤です。
この次亜塩素酸水は、体内に菌やウイルスが侵入してきた時に、白血球が菌をやっつける時に作る成分と同じものになります。
また、菌やウイルスを除菌し終えると水に戻る性質があるので、残留性もなく安心安全です。
黄色ブドウ球菌、O-157、腸炎ビブリオなどの食中毒を引き起こす菌に効果がある
大腸菌にアルコール、次亜塩素酸ナトリウム、ビエリモを使い除菌効果の違いを実験しました。
シャーレ内のピンクのエリアが大腸菌です。
シャーレに除菌剤をそれぞれ浸すことで、その周りの菌が死滅しているのが分かります。
特に弊社のビエリモは大腸菌が死滅しているエリアが広くなっています。
この実験でビエリモはアルコール、次亜塩素酸ナトリウムよりも食中毒を引き起こす菌に効果があることが分かりました。
黄色ブドウ球菌を使った除菌実験
黄色ブドウ球菌は食中毒を起こす代表的な菌です。
おにぎりの食中毒に注意!夏到来前に黄色ブドウ球菌対策を万全に
おうしょくブドウ菌の予防・対策方法|食中毒になる前に気を付けたいこと
健康な人でも20%-40%が保菌している菌になります。
手指や肌にいる菌なので、素手で料理を触るときには注意が必要です。
その黄色ブドウ球菌を除菌剤ビエリモを使って実験したのが上の動画になります。
結果、除菌剤ビエリモを使うと食中毒を引き起こす黄色ブドウ球菌を除菌し、その後も繁殖することがありませんでした。次亜塩素酸水の安全性は厚生労働省をはじめ、様々な研究機関で実証済み
次亜塩素酸水の安全性と効果は厚生労働省をはじめ、様々な研究機関で実証済みです。
また、次亜塩素酸水である除菌剤ビエリモは厚生労働省が推奨している食品添加物から作られています。
食品添加物から作られている除菌剤なので、万が一口に入っても安全です。
そのため、子供が多い保育施設などでも採用頂いています。
食中毒に効果がある、カンピロバクター、ノロウイルス、O-157も瞬間除菌可能で、
多くの食品工場、給食センター、介護福祉施設での納入実績があります。
ウイルス不活性化試験(ノロウイルス)
試験依頼先 財団法人日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 平成21年05月20日
試験成績書発行番号 第209032076号
マウスを用いた急性傾向毒性試験
試験依頼先 財団法人日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 平成21年07月08日
試験成績書発行番号 第209051610号
魚類急性毒性試験(ヒメダカ)
試験依頼先 財団法人日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 平成21年06月15日
試験成績書発行番号 第209051610-001号
様々な場所で次亜塩素酸水の除菌剤は活躍する
次亜塩素酸水の除菌剤ビエリモは食中毒だけではなく、一般家庭のあらゆるところで活躍します。
現在納品しているお客様の使用例を挙げていくと
■ホテル
ベッドやトイレの除菌。室内の除菌消臭
■介護福祉施設
介護用品の除菌。オムツの臭い消し、共同生活の場の除菌消臭。空間除菌。コップや箸などのつけ置き除菌。
■保育園・幼稚園などの保育施設
子供の衣類などの除菌消臭。空間除菌。用具の除菌など
■一般家庭のお客様
ペット用品の臭い消し。スーツや衣服の除菌消臭。生ごみの除菌消臭など
挙げ始めればきりがありませんが、ファブリーズやリセッシュなどを使う感覚で使っているお客様もいます。
ファブリーズとリセッシュと違うのは、万が一口に入っても安全で、
そして、インフルエンザ、ノロウイルス、O-157などのウイルスや菌を瞬間除菌出来る点です。
日常的に使いながら、食中毒や感染症を予防できるのが強みになります。
厚生労働省でも推奨されている食品添加物から作られており、万が一口に入っても安心安全。
小さいお子さんや、ペットがいても問題ありませんよ。
食中毒の原因菌には次亜塩素酸水の除菌剤『ビエリモ』
食中毒の原因菌であるカンピロバクター、ノロウイルス、大腸菌群に効果がある除菌剤ビエリモ。
万が一口に入っても、体内で作られる成分と同じなので安心です。
料理をする前、食べ物を食べるときなど手指にかけるだけで除菌効果が期待できます。
また、様々な食中毒対策だけではなく、様々な菌に効果がありますよ。
除菌効果には自信がありますので、食中毒対策に是非使ってみてください。
損はさせません!
キャンペーンもやっているので、この機会をお見逃しなく
Mail:info@ecosymphony.com
TEL:0268-23-5833