ホップ茶の作り方｜ホップティーは乾燥ホップ、または粉末ホップで

2018年6月29日 2019年10月4日

ホップ茶ってあまりメジャーなハーブティーではありませんが、

知る人ぞ知る、健康になれるお茶って知っていましたか？

そもそもホップ自体が古来より薬用ハーブとして愛用されています。

ホップにはストレスや不安・不眠を解消する鎮静作用があり、血圧改善・肥満抑制にも効果があると言われています。

女性特有の悩みを改善する効果もあり、ホップは女性に優しいジェントルマンなんですよ。

そんな健康になれるホップをもとにしたお茶があるので、実際に飲んでみました。

南沢社長

近年ではホップに含まれるα酸というものが認知症予防に効果があると話題になりました。
女性特有の病気に効果がありますし、ストレスや不安も和らげることが出来ます。
そんなホップを弊社ではホップ農家と共同で栽培しているので、実際にホップティーを作って飲んでみました！
皆さんも若いうちから認知症予防に努めましょう！

ホップとは

ホップの栽培風景

ホップはビールの香り付けや苦味原料としても利用される雌雄異株の蔓性植物です。

原料となる毬花を付けるのは雌株だけで、

受精してしまうと苦味や香りが劣るため雄株を排除し未受精の雌株ホップだけを栽培するのが一般的です。

薬用としての歴史は古く、紀元前古代エジプトでは既に薬用として重宝されていたと考えられており、

中世ヨーロッパのハーブ辞典には鎮静と育毛効果についての記述があるようです。

インド伝承医学アーユルヴェーダや中国医学では不眠に処方されています。

ちなみにビールとしての利用は12世紀頃、ドイツの女子修道院院長が始めたと言われています。

当時はハーブを混同したグルートビールが主流でしたが、

15世紀頃にはホップビールの風味や日持ちの良さが評価され主流となりました。

ホップの生産量１位はドイツ

ホップの生産量の１位はドイツで全世界の29%ほどを占めています。

次いでアメリカ合衆国が続き、エチオピア、中国、チェコ、ポーランド、スロベニア、などが続きます。

日本では東北地方と北海道地方でビール会社と契約栽培で生産されています。

日本のホップ生産量は2011年で335トンで、その内330トンが東北で生産されています。

南沢社長

弊社では長野県のホップ農家と協働してホップ栽培をしています。
そのホップは通販で生ホップ、乾燥ホップ、ホップ茶、ホップのルプリンのみを抽出したものを扱っています。
今回は弊社で栽培したホップティーを飲んでみましたよ。

ホップは女性のためのハーブと言われている

ホップは優れたホルモンの鎮静・安眠作用があり、

月経関係のトラブルや更年期障害などに役立つことから「女性のためのハーブ」と呼ばれていました。

近年は女性領域だけではなく、肥満抑制効果や生活習慣病予防効果、花粉症軽減効果なども報告され、

様々な方面から注目されているハーブでもあります。

また、ホップに含まれるα酸（フムロン）がビールを作る工程でイソα酸（イソフムロン）に変化し、

このイソフムロンが認知症の予防効果があることまで分かってきました。

今では、超高齢化に対して役に立つハーブになってきているのです。

参考：ビールの苦味成分は認知症に効果がある？アルツハイマー予防にビール

ホップの基本データ

代表成分	苦味質(バレリアン酸、フムロン、イソフムロン、ルプロン)、フラボロイド、タンニン、フィトステロール、精油
代表効果	鎮静、鎮痛、催眠、ホルモン様(エストロゲン様)、消化促進、利尿、抗菌
こんな時に	ストレス、神経疲労、不眠、不安、緊張、イライラ、PMS(月経前症候群)、更年期障害、生理痛、月経不順、肩こり、消化不良、鼓脹、胃腸炎、花粉症
おすすめの利用法	ハーブティー、ハーバルバス、湿布
カフェインの有無	ノンカフェイン