すこし前までは『アルコール製剤はノロウイルスに効果がないと』言われていました。
しかし、最近ではアルコール製剤でもノロウイルスに効果がある製品が出ています
この製品はアルコール単体のものではなく、アルコールに違う成分を入れているアルコール製剤になります。
つまり、アルコール自体にはノロウイルスに効果がありません。
そして、物によってはノロウイルスに効果がアルコール製剤があります。
今回は、アルコールが効くウイルス、菌の説明。
ノロウイルスに効果がアルコール製剤の紹介。
そして、使用上の注意を書いていきます。
しかし、最近はノロウイルスに効果がアルコール製剤が売られているんだモン。
だけど、ほとんどの人はアルコールの使い方を間違って、除菌できていないケースがほとんどなんだモン。
アルコールの効果・使用範囲
まずはアルコールが効くウイルス、菌について見ていきましょう。
◎:優良/ 〇:良 /×:不可
除菌効果 | |||||
菌の種類 | 一般細菌 | 糸状菌 | ノロウイルス | インフルエンザ | 芽胞菌 |
アルコール | ◎ | × | × | 〇 | × |
一般漂白剤 | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
次亜塩素酸水 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
アルコールは一般細菌には効果絶大です。
また、インフルエンザウイルスには効果がありますが、良という結果になります。
一般漂白剤の成分は次亜塩素酸ナトリウムと言われるもので、
ハイターをイメージしてもらえると助かります。
また次亜塩素酸水は一番安心安全の成分で使用範囲も効果も絶大です。
ただし、他の製品に比べると金額的に高くなっています。
安心と安全性の比較
ちなみに除菌剤ビエリモは上のグラフの次亜塩素酸水のことです。
こちらは除菌力があり、かつ安全性もあります。
アルコールは除菌力はない訳ではありません。
そして、安全性も低い訳でないというところでしょうか。
ノロウイルスに効くアルコール製剤
アルコール単体ではノロウイルスには効果がありません。
しかし、アルコールに成分を追加したアルコール製剤ならノロウイルスにも効果があります。
ここでは、ノロウイルスに効く、人気のアルコール製剤を紹介します。
①ノロエース
業務用ではかなりの知名度があるニイタカから出ているアルコール製剤です。
多くの飲食店、事業体で採用されているアルコール除菌剤で、ノロウイルスにも効果があります。
②ドーバー パストリーゼ77
飲食店で使っている所が多いドーバーパストリーゼのスプレータイプです。
こちらもアルコール製剤でノロウイルスにも効果があります。
③セーフコール
こちらもニイタカから販売されているアルコール製剤。
スプレータイプではなくプッシュタイプになります。
写真は1Lタイプですが5Lタイプなど業務用の扱いもあります。
アルコール製剤ならノロウイルスにも効果があるので、多くの事業体で使われているんだモン。
アルコール製剤・アルコールを使う時の注意点
アルコール製剤はノロウイルス、インフルエンザウイルス、一般細菌に効果があることを見てきました。
しかし、アルコール製剤は使用するときに注意することがあります。
アルコールの特徴を理解した上で使用しないと、
ノロウイルスには効果がありませんよ。
①アルコールは水分があるところに使うと効果がほぼない
アルコールの特徴として挙げられる最大の難点は、
『水分があるところに使うと濃度が変わり、除菌効果がない』です。
飲食店の机を拭くときにアルコールやアルコール製剤をスプレーして拭くことがあると思います。
しかし、机の上が濡れていたり湿っていたりすると、
水分によってアルコールの濃度が変わり、除菌効果は期待できません。
また、トイレには除菌目的でアルコールが置かれているケースが多いです(実際に置いている所は多いですが)。
用を足した後、手を洗い、最後にアルコールを使うことはありますよね?
あれ、効果ありませんから。
手を洗って完璧に乾かした後にアルコールを使えば効果はありますが、
そんな人滅多にいないですよね。
そうなんです。
アルコールは極端に水分を嫌うのです。
そのため、アルコールやアルコール製剤は水分によって濃度が変わると除菌力がなくなるので注意が必要になってきます。
この事実を知らないでアルコールを使っている人は非常に多いのが現状です。
②アルコールは揮発性が高い
アルコールは揮発性が高いものです。
除菌目的でアルコールをスプレー、もしくは拭いても除菌効果を発揮する前に揮発する恐れがあります。
このアルコールの揮発性の高さについては、
アルコールと次亜塩素酸水を使った比較実験データを載せておきます。
アルコールと次亜塩素酸水の効果比較実験
この実験はシャーレ内に大腸菌を培養。
中心のろ紙(白い部分)に除菌剤ビエリモ(次亜塩素酸水)とアルコールを含ませ、
24時間の効果を比較したものです。
赤い丸い部分が除菌された部分になります。
これを見ると、アルコールと次亜塩素酸水の除菌剤『ビエリモ』を比べると8倍以上の効果が次亜塩素酸水にはあります。
また、アルコールも除菌は出来ているものの、その範囲は少ないです。
これはアルコールが効果を発揮する前に揮発した可能性が考えられます。
③アルコールは皮膚や目を傷める場合がある
アルコールは目に入ると角膜や粘膜を傷をつける恐れがあります。
また、アルコールが皮膚に付着すると肌荒れを起こす場合もあります。
私は肌が弱いのでアルコールが皮膚に付着すると、すぐ肌荒れを起こします。
にならないようにアルコールは使うんだモン
- 水分に触れると濃度が変化し、除菌効果がなくなる
- 揮発性が高く、除菌する前に揮発することがある
- 目や皮膚に良くない
以上の3点に注意しアルコールは使った方がいいです。
除菌効果を期待するなら、アルコール以外の特に次亜塩素酸水を検討することをオススメします。
アルコールから次亜塩素酸水への切り替えをオススメします
次亜塩素酸水ならアルコールよりも安全性が高く、除菌効果もあります。
特に弊社の次亜塩素酸水は、
長野県・群馬県内の多くの保育施設、介護福祉施設、食品工場、飲食店
で採用されています。
どうして次亜塩素酸水が選ばれているかをここでは説明していきます。
①次亜塩素酸水は食品添加物から作られていて安心安全
アルコールは皮膚や目を痛める恐れがあると書きました。
しかし、次亜塩素酸水は食品添加物から作られていて、目や肌を痛めることはありません。
(一応目に入ったら洗い流すことを推奨はしています。)
次亜塩素酸水の安全性と効果は、厚生労働省をはじめとする研究機関で実証済みです。
というのも、次亜塩素酸水は我々の体の中で生成される成分だからです。
菌やウイルスが体の中に侵入すると、白血球はこれらを攻撃するものを作ります。
これが次亜塩素酸水と同じ成分なのです。
②除菌力はあるが、残留性がない
◎:優良/ 〇:良 /×:不可
除菌効果 | |||||
菌の種類 | 一般細菌 | 糸状菌 | ノロウイルス | インフルエンザ | 芽胞菌 |
アルコール | ◎ | × | × | 〇 | × |
一般漂白剤 | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
次亜塩素酸水 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
先ほどのグラフですが、次亜塩素酸水はほぼ全ての菌やウイルスに効果があります。
また、菌やウイルスを分解し終えると、すぐに水に戻るため残留性がないのも特徴です。
特に子供がいたり、ペットがいたりする所で使う場合は残留性がないものを選びたいですよね。
③菌やウイルスを瞬間除菌する
次亜塩素酸水は菌やウイルスを瞬間除菌します。
次亜塩素酸水は濃度に種類があり、弊社では50ppm、100ppm、200ppmと取り揃えています。
会社さんによっては500ppmとか400ppmと高濃度のものを製造販売しているところもあります。
この濃度が高いほど、除菌スピードが速いことを示していますが、除菌効果は変わりがないです。
あくまでも除菌スピードが変わるだけです。
上の実験は次亜塩素酸水の除菌剤『ビエリモ』を使った実験です。
次亜塩素酸水の濃度を変えた実験で、時間経過と伴にカビ菌が減っていきます。
このカビ菌が減っていくスピードは次亜塩素酸水の濃度が高い方が顕著です。
④水分がある場所でも除菌効果が変わらない
次亜塩素酸水はアルコールと違って、
水分があっても除菌効果が変わりません。
手が濡れていても、机が濡れていても、次亜塩素酸水を吹きかければ除菌可能です。
アルコールよりも使い易く、除菌効果がある菌も多いので多くの事業体で選ばれていますよ。
⑤様々なところで活用
次亜塩素酸水の除菌剤は様々なシーンで使用できます。
ペットの臭いやたばこの臭いにも効果があり、消臭効果も期待できます。
次亜塩素酸水を使えばアルコールには戻れない
次亜塩素酸水は一度使うと、その除菌力消臭力に驚きます。
今まではアルコールを使っていたが、次亜塩素酸水に切り替えた人も多いです。
是非、一度次亜塩素酸水を使ってみてほしいと思います。
哺乳瓶やおもちゃなどの除菌に使っている保育施設もあるんだモン!
ご注文お待ちしているんだモン!
Mail:info@ecosymphony.com
TEL:0268-23-5833