けど、そんな次亜塩素酸水の除菌剤だって完璧な物ではないんだよ?
そうなんです。
次亜塩素酸水の除菌剤は除菌効果が高い物ですが完璧な除菌消臭剤ではありません。と言いますか、どんな除菌剤にもデメリットはあります。
今回は次亜塩素酸水の除菌剤メーカーであるエコシンフォニー株式会社が次亜塩素酸水の除菌剤のデメリットをまとめていきたいと思います。
すぐ結論を知りたい人向けに先に結果だけ書きますね。
次亜塩素酸水の除菌剤のデメリットは・・・
次亜塩素酸水の除菌剤のデメリット
・手に入りづらい
・使用期限が短い&保存方法がシビア
どんな除菌剤にもメリット・デメリットは存在している
どんな除菌剤にもメリット・デメリットは存在しています。
むしろメリットのみを伝えている除菌剤は使わない方がいいでしょう。
あまり知られていませんがアルコール系除菌剤は使用する箇所に水分がある場合、アルコールの濃度が落ちることで除菌効果が落ちます。ですのでアルコール除菌剤を使うときは使う箇所が濡れていないシーンで使う必要があるのです。
アルコール除菌剤一つ取り上げても上記の様にデメリットがあります。(上げればきりがない)
しかし、アルコールの場合安価なので医療現場でも多く実績があるのも事実です。
ということで、長くなりましたが次亜塩素酸水の除菌剤のデメリットを説明していきますね。
デメリット①他の除菌剤に比べて値段が高い
アルコール除菌剤がいくらで売られているかご存知ですか?
また、ファブリーズがドラッグストアでいくらで売られているか知っていますか?
アルコール除菌剤は100均でも売っていますし、ファブリーズは400円も出せばおつりが来ます。
そしてリセッシュはファブリーズよりも安価です。
それに比べて次亜塩素酸水の除菌剤はファブリーズの倍以上はしてしまうんです。
デメリット②手に入りづらい
次亜塩素酸水の除菌剤はスーパーやドラッグストアで並んでいることはほぼありません。
(最近はモーリスという次亜塩素酸水の除菌剤がマツモトキヨシで販売をしはじめました)
これは次の項でも説明しますが次亜塩素酸水の特性から店頭で販売するのが難しいためです。 ですので次亜塩素酸水の除菌剤は昔から業務用で使われる機会が多かった除菌剤なのです。
日常生活で目にするものではないので認知度も低く、購入はネットが主流になっています。
デメリット③使用期限が短い&保存方法がシビア
ファブリーズは使用期限がなく、開封後一年以内に使ってくださいと公式HPに書かれています。
アルコール除菌剤は物によりますが37カ月~49カ月の物が多いです。
では、次亜塩素酸水の除菌剤はどうなんだい?って話です。
次亜塩素酸水の使用期限は短くて三か月。長くても半年の物が多い
次亜塩素酸水の使用期限は他の除菌剤に比べて圧倒的に短いです。
ヤフーショッピング、アマゾンで次亜塩素酸水の除菌剤で販売ランキング上位のジアニストですら三か月の使用期限です。他の次亜塩素酸水の除菌剤もほぼ同じ。長いもので使用期限が半年です。
次亜塩素酸水の特性上、保存方法が大切
次亜塩素酸水は紫外線に当たると除菌効果がないただの水に戻る性質があります。そのため、次亜塩素酸水のボトルには遮光性ボトルが採用されていることが殆どですが、メーカー側は冷暗所での保存を推奨しています。
下の動画は光が当たる場所で2種類の次亜塩素酸水を置いて濃度を調べた実験になります。
デメリットとメリットを考えて自分に合った除菌剤を選ぼう
次亜塩素酸水の除菌剤のデメリットを見てきました。これだけ見るとなんて使いづらい除菌剤なんだ!と思うと思います。しかし、病院や福祉施設での実績も多い除菌剤なのでメリットも多く存在しています。
再度もう一度次亜塩素酸水の除菌剤のデメリットをまとめてみます。
次亜塩素酸水の除菌剤のデメリット
・手に入りづらい
・使用期限が短い&保存方法がシビア
次亜塩素酸水の除菌剤を使うメリットも多い
次亜塩素酸水の除菌剤は上のようなデメリットがあります。しかしだからと言って選択肢から漏れるという訳ではありません。
除菌効果は目を見張るものがありアルコールや次亜塩素酸ナトリウムではカバーしきれないウイルスや菌にも効果があります。
また、安全面においては絶対的に優位です。
このような性質があるからこそ、次亜塩素酸水の除菌剤は効果優先の現場で採用されている訳であって、それらの理由は上記のデメリットをも凌駕しているのです。