秋ごろにはブドウのように熟し始める雑草、国内に広く分布し、市街地などに雑草化している「ヨウシュヤマゴボウ」は、果実と根に有毒成分を含み、食べると最悪の場合、死に至ることもあります。
果実はブルーベリーにも似ており、子どもが間違って口にするおそれがあるので、実が熟す前に刈り取るのがベストですが、生命力の強い雑草のため、なかなか根気のいる作業になるかと思います。
以下Wikipediaより抜粋
ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒があり、果実も有毒である。毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い[2]。
毒成分は、アルカロイドであるフィトラッカトキシン(phytolaccatoxin)、サポニンであるフィトラッカサポニン(phytolaccasaponins)、アグリコンであるフィトラッキゲニン(phytolaccigenin)などである。また、根には硝酸カリウムが多く含まれる。
誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐や下痢が起こり、摂取量が多い場合は瞳孔を開き、強い興奮状態、精神錯乱から、さらに中枢神経麻痺から痙攣や意識障害が生じ、最悪の場合には呼吸障害や心臓麻痺を引き起こして死に至る[2]。幼児の場合は、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分でも重篤な症状を引き起こしうるために十分な警戒を要する。
根や種子には、植物タンパク質の一種であるポークウィードマイトジェン(PWM: Pokeweed Mitogen)、ポークウィード抗ウイルスタンパク質(PAP: Pokeweed Anti-viral Protein)などが含まれる。これらの物質も毒性をもつが、同時に有用な薬理作用をもつものと期待され、研究が進められている。
ネット上では食べてみた方のブログも見受けられますが、毒性の強い植物ですので、口にはしないに限ります😣
私自身も幼少期に空き地でおままごとでヨウシュヤマゴボウの実でよく遊んだ記憶がありますが、おいしそうな木の実だなぁと
常時思って遊んでいました(今にして思えば食べなかったのが奇跡です)
お子様のいるご家庭では特に気を付けましょう